便り

御詠歌


鐘音

  真言宗のお寺でよく目にする修行大師像。
真言宗の開祖、弘法大師空海上人の文字通り修行時代のお姿です。お衣と袈裟、網代笠、手っ甲脚絆に錫杖、鉄鉢をお持ちになるお姿が一般的です。
  しかし写真のお大師さんは、鉄鉢の代わりに五鈷杵と念珠をお持ちになっております。
  同行二人・衆生済度の御誓願を示す御入定のお姿(真言宗のお仏壇におまつりされているお姿)に通じる、慈悲あふれるお姿であると思います。
  このお大師さんは当山におまつりされていた御尊像です。大正9年に鋳造されましたが、戦争中に供出となり、おまつりされていたのはほんの短い期間でありました。
  現在は、新しいお大師さん(旅大師さん)がまつられております(鉄鉢を持っておられます)。